授業が上手になりたい!でも、どうやったらうまくなるの?
わたしも新任の頃は悩みました。
「数をこなせばうまくなる」のはわかっているけれど、もっと工夫できることってないのかな?授業が終わってから落ち込むのはもう嫌だ…。
そんなあなたのために、授業が最速でうまくなる3つの方法について、解説します!
【授業が最速でうまくなる方法①】授業をする前に、授業の流れを「紙に書く」
授業準備と聞いて、真っ先に思いつく方法は「指導案を書く」。
でも、毎日指導案を書くのは無理!ざっくりとでいいから、授業の流れを書いておこう。
私は中学校で勤務しているとき、全部の学年で複数教科を教えていました。
なので、学年ごとにノートを分けて、授業の流れを書いていました。
頭の中で考えているだけでは、わからないこともあるからね!
おにぎりママさん(おにぎりママ@おにぎりママのお店開店! (@onigirimama1031) | Twitter)という方が、授業計画を作るためのふせん「はりなはれ」を販売しています。
手のひらサイズのふせんなので、場所を取らずにサクッと授業準備ができますよ。
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【授業が最速でうまくなる方法②】自分の授業を録音して「聞く」
自分の授業を録音して、生徒になったつもりで聴いてみましょう。
・声が小さい/大きい
・声が高い/低い
・言葉の語尾が聞き取れない
・発問があいまい
・「えー」とか「あのー」とか、関係ない言葉が多い
・生徒の発言の意味をくみとれていない
など、反省することが多すぎて、恥ずかしくて最後まで聞くことができないはずです。
それでいいんだよ!3分でもいいから、自分の授業を客観的に聴いてみよう。
いつでもすぐ録音できるように、授業録音用のICレコーダーを買いましょう。
スマホに録音機能もついていますが、教室にスマホを持っていくと、子どもが見たがるのでおすすめしません。
LINEの通知音が鳴ったりするのも嫌だしね。
【授業が最速でうまくなる方法③】自分の授業を録画して「見る」
自分のしゃべりだけでなく、総合的に授業力をアップしたいと思ったら、自分の授業を録画することです。
・板書
・机間指導
・しゃべるときの目線
・立ち位置
・変なクセ
など、いろんなことが気になって、最後まで見れないはずです。
でも、それでいいんだよ。授業を録画するぞ!と思った時点から、その授業はいつもより良い授業になっているよ!
「学校で使うデジカメを買おう」と思っているなら、止めた方がいいです。
デジカメではなく、ビデオカメラを買いましょう。
いまの学校現場では、動画をとって子どもに見せる場面が多いです。
ビデオカメラは内蔵メモリーの容量も大きいですし、静止画が撮れるので便利です。
最近のビデオカメラは軽くて、値段もデジカメとさほど変わりません。
学校の先生は「授業」が生命線!
学校の先生は「教えること」が仕事です。
授業がうまくいかないと、子どもとの関係もうまくいきません。
授業が上手だと、子どもといい関係を築けます。
最初から授業が上手な人はいません。
授業が上手な人は、見えないところで努力しています。
あなたも、授業がうまくなるための努力をしていきませんか?
同期の先生と一緒に授業動画を見て反省会をしたり、信頼できる先輩に授業動画を見てもらうと、もっと授業がうまくなりますね!