みんなのうつ病体験談

【教員のうつ病体験談#1】みなじょぼ・環境の変化がうつ病の引き金に

「うつ病になる人が多いって聞くけど、自分はうつ病にはならない」と、思っていませんか?

わたしはそう思いながら、うつ病になってしまった典型的な人だよ!笑

メンタルを病んでしまう人で、最初から「自分はメンタルを病むタイプの人間だ」と思っている人なんて、一人もいないのです。

今回は、当サイト運営者・みなじょぼのうつ病体験についてお話します。

わたしの体験を反面教師にして、みんなには健康に毎日を過ごしてほしい!

みなじょぼの教員生活年表

わたしの10年間の教員生活(学校に勤めていたのは6年)について、説明します。

みなじょぼの教員生活年表
  • 教員1年目
    寝る時間を削って、1日中授業のことを考えていた
    単学級の学校に赴任したため、毎日1・2・3年生の授業を教えることに。 「自分が問題を解ける=生徒に教えられる」ではないことを知り、悩む日々。 とりあえず教育書をたくさん買い、研究会にたくさん参加し、朝4時に起きて授業準備をしていた。
  • 教員2年目
    初めての担任
    分からないことだらけ・失敗だらけだったが、1年目よりは楽に働けるようになった。
  • 教員3年目
    公開研究会
    校外にも参加者をつのる公開研究会の特設授業をすることになった。準備が大変だったし、授業も事後研も緊張したが、いい経験ができた。
  • 教員4年目
    卒業担任
    授業をはじめ、教員の仕事全般に慣れてきた。
  • 教員5年目
    生徒会担当として学校を動かすことが楽しい1年
    担任を外れる。生徒会担当になり、生徒と活動するのが楽しかった。この年に結婚。
  • 教員6年目
    転勤で教員としての自信崩壊、精神科へ
    初任校よりも規模の大きな中学校に転勤し、担任を持つ。いままでやってきた授業・指導が通用しないことに悩む。学級で問題が発生し、生徒指導・保護者対応・長時間勤務でメンタル不調に。精神科に通う。
  • 教員7~9年目
    産休・育休
    産休・育休をとる。妊娠中はおだやかに過ごせていたが、産後、うつ病になる。
  • 教員10年目
    休職・退職
    1年間休職。3月31日をもって退職。

みなじょぼ
みなじょぼ
結婚や転勤など、ハッピーなはずの変化がストレスになって、メンタル不調になるのはよくあることなんだって!

みなじょぼのメンタル不調体験談

精神科に通う直前の、仕事がある日の過ごし方についてお話しします。

こころも体もボロボロ…メンタル崩壊寸前のタイムスケジュール

みなじょぼ
みなじょぼ
「わたし、もうダメかも…」となる直前の勤務日の過ごし方を紹介します!

メンタル崩壊寸前のタイムスケジュール
  • 24〜6時
    睡眠
    1~2回起きてしまう。早く目が覚めてしまうこともあった。
  • 6時~7時
    起床→朝ご飯→身支度
    頭の中は学校のことでいっぱい。
  • 7時15分出勤
    授業準備など
    プリントの印刷など、自宅で出来ないことをやる時間。
  • 8時〜16時
    仕事
    空き時間は1~2時間。その時間も家庭学習のチェックをしたり、部活の会計の仕事で銀行に行ったりと、やることは山積み。
  • 16時~18時
    生徒指導or保護者対応
    学級の生徒と相談室で話し合い。生徒の不満をきいたり、悩みをきいたりしていた。保護者が学校に来て話をすることも。
  • 18時~21時
    指導報告・指導記録の打ち込み・授業準備
    生徒や保護者との話し合いの内容について、学年主任や管理職、養護教諭に報告したり、生徒指導記録としてパソコンに打ち込んだりする。授業準備したいけど、そんな元気は残っていない…
  • 21時15分
    帰宅
    夕飯を食べたり、ぼーっとしたり、シャワーを浴びたり。保護者から電話がくることも…
  • 23時~24時
    授業準備
    授業の進め方をノートにまとめる。疲れてるけど、準備しないと不安で眠れないのでやるしかない。

みなじょぼ
みなじょぼ
この生活を2カ月続けていたら、そりゃメンタル崩壊するよね…

わたし、もうダメかも…メンタル崩壊寸前のこころと体の状態まとめ

転勤してからの半年間、その中でも精神科に行く2カ月前は、やはりこころと体がおかしくなっていました。

みなじょぼ
みなじょぼ
しかも、こころの調子が悪いから、自分がヘンだって気付けなかったよ…
メンタル崩壊寸前のこころ
  1. 自分で自分を否定する言葉が、つねに頭の中に飛びかっている
  2. 同僚からアドバイスをもらっても、自分を否定されているように聞こえる
  3. 生徒や同僚に声をかけることがおっくうになる(何を言ってもムダだ…と思ってしまう)
  4. 赤やピンクの洋服が着れない(色に気持ちが負けてしまう)
  5. 眠る前の静かな時間が怖い(テレビと電気をつけて寝る)
みなじょぼ
みなじょぼ
「自分は何もできない教員だ」って、頭の中でずっと思っていました
メンタル崩壊寸前の体
  1. 体重が2kgほど減る
  2. 朝までぐっすり眠れない(1、2回目が覚めたり、早く目覚める)
  3. 肩がこる
  4. 目が疲れやすい
  5. 性欲がなくなる

みなじょぼ
みなじょぼ
眠りが浅くなるのは半年間続いてたよ。でも、転勤したばかりだからかな?と、深刻に考えていませんでした…それが良くなかった!

自分で選んだことなのに…環境の変化がストレスの原因に

環境の変化が一度にたくさん起こったことは、自分の想像以上にストレスになっていたようです。

教員6年目におとずれた環境の変化
  1. 転勤
  2. 住み慣れた街を引っ越す
  3. 2年ぶりに担任になった
  4. 教員6年目にしてはじめて教える教科があった
  5. 結婚し、新しい苗字で呼ばれることになる

みなじょぼ
みなじょぼ
すべて自分が望んで選んだことだったんだけどね…思っていたより適応するのが大変だったよ

転勤先の学校に慣れるのも、なかなか簡単なことではありませんでした。

はじめての転勤で悩んでいたこと
  1. 生徒の雰囲気が違う
  2. 前任校より生徒の人数が増えた
  3. いままでやっていた授業の教え方が通じない
  4. 職員室が、仕事の悩みやグチを言う雰囲気にない
  5. 職場で一緒にご飯を食べにいく人がいないし、その時間もない
  6. 夫も仕事が忙しくて、なかなか会えない
  7. 夫に話をきいてほしいだけなのに、注意されるのがつらい

みなじょぼ
みなじょぼ
教員1年目もつらかったけど、何もわからないからがむしゃらに頑張れたんだけど…教員6年目になると、前任校と2校目のやり方を比べてしまって、つらかったなあ

  

「転勤1年目はみんな苦労する」という話をよく聞いていたので、自分も1年間必死でがんばろうと思っていました。

しかし、1学期後半~2学期前半に自分の学級で問題が起きたことをきっかけに、自分の体調は悪化していきました。

1学期後半~2学期前半の仕事に関する悩み
  1. なぜ自分が担任をしているのか。もっと向いている人がいるのではないか
  2. 自分が生徒の問題行動の指導や保護者対応に不慣れなため、どう対応したらいいかわからない
  3. 管理職や学年主任の指示にそって対応をするとき、言われたとおりに慎重に対応しなくてはならないので「私はただの入れ物で、言われたとおりに動くロボットなのだ、感情をなくした方が楽だ」と思うようになる
  4. 生徒指導が終わった後、内容をパソコンで打ち、翌朝の打ち合わせで報告することが辛い(嫌な気持ちがよみがえってくる)
  5. 生徒対応のやり方についてたくさんの人がアドバイスをくれるが、すべて自分のダメ出しに聞こえる 
  6. 同僚に「女は担任に向いていない」と言われ、なぜ私は男ではなく女に生まれてしまったのか、と考える
みなじょぼ
みなじょぼ
気持ちは常に落ち込んでいたよ…すでに終わった嫌な出来事を頭の中で何度もくりかえしたり、起こっていないことを予想して、こんなやりとりをするだろうと頭の中でイメージしたりしてたなあ…

「精神科に行こう」と思ったきっかけ

わたしが「もうダメかもしれない…」と気付くことができたのは、大学時代からの友人に会ったことがきっかけでした。

みなじょぼ
みなじょぼ
いま振り返ってみても、自分ひとりでメンタルの不調を自覚して、精神科に行くのはなかなか難しいことだと思う…あのとき友達に会えてよかった…
「精神科に行こう」と思ったきっかけ
  1. 眠れない( 寝つきが悪い、何度も目が覚める、眠りが浅い )
  2. 学生時代からの友達と会って、今の自分が前の自分のように元気に振る舞えなくなっていると気付く
  3. 毎日、スマートフォンで近くの精神科のことを検索する
  4. 毎日、スマートフォンで「うつ病チェック」をしてしまう
  5. 朝起きて、仕事のことを考えると涙が止まらない

久しぶりに学生時代の友達に会ったとき、仕事の話になるとグチしか出てこない自分が嫌になりました。

「友達と一緒に過ごしていた時は、あんなに学校の先生になりたかったのに。自分が悩んだ経験を活かして、生徒の心に寄り添える先生になりたいと思っていたのに」と落ち込んでしまいました。

極めつけは、自分がうつ病なのではないか、とスマートフォンで調べるのが止まらなくなったことです。

「うつ病のセルフチェック」をしてみる

検索すればするほど「わたしはうつ病なんだ」と思い込んで、不安と恐怖が押し寄せてきました。

みなじょぼ
みなじょぼ
うつ病になると、3つの妄想(心気妄想、罪業妄想、貧困妄想)を起こすことが多いんだって!「わたしはうつ病だ」と思い込むのは、心気妄想だよ。

うつ病の「3つの妄想」についてのマンガを読む

お笑い芸人のナインティナインの岡村さんは、メンタルが不調なときに「異常なほどのお金についての不安」があったそうです。

ナイナイ岡村さんの「休養に関する話」を読む

 

精神科に通院…どんな薬を処方された?

はじめて精神科に行った時には「レメロン」という薬を処方されました。

みなじょぼ
みなじょぼ
飲んで10分くらいで「ガクッ」と眠りに落ちる感覚のある薬でした。頭のなかが適度にぼんやりとして、マイナスなことが考えられなりました。わたしには、飲んだ翌日から効き目がわかる薬でした。

レメロンってどんな薬?

2度目、産後うつで精神科に行った時には「ジェイゾロフト」という抗うつ剤と「デパス」という安定剤を処方されました。

ジェイゾロフトってどんな薬?

デパスってどんな薬?

みなじょぼ
みなじょぼ
ジェイゾロフトは副作用が強く、飲み始めは食欲がなくなりました。デパスは不安時に飲む薬です。

薬の効き方は、個人の感想です。全ての人にあてはまるわけではありません。

薬は医師の処方のもと、用法・容量をまもって正しくお使いください。

休職…そして退職

体調がよくならないため、休職することにしました。

自分の体調と、今後のことを考えた結果、退職することにしました。

現役の先生へメッセージ

この記事を読んでくださっているあなたの、こころと体は元気ですか?

体調を悪くしてまで続けなきゃいけない仕事なんてありません。

自分の体調が「なんかヘンだな」と思ったら、 同僚や家族・友達など、身近な人に相談してください。

精神科は怖いところではないので、早めに通院してください。服薬以外にも、カウンセリングなどの治療法もあります。

生徒を大事に想うように、自分のこころと体も大切にしてくださいね!

いろいろあったけど、わたしは元気です

いかがでしたか?

今回は「当サイト運営者・みなじょぼのうつ病体験談」をお送りしました。

今後も、学校の先生のうつ病体験談記事をアップしていきます。

みなじょぼ
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最後までお読みいただきありがとうございました!

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