教育書ブックレビュー

「密にならないクラスあそび120」はコロナ時代の学級ゲームの教科書

密にならないクラスあそび120

コロナ禍でもクラスで楽しめるゲームは?

4月の学級づくりで大事なことは、ルールを教えることです。

きまりを言葉で説明することも大事ですが「遊びを通してルールを教える」という方法もあります。

しかし、今はコロナ禍です。

どんな遊びでも良いわけではなく、人と人が密集せずに楽しめることを考えなくてはいけません。

このような状況下でも

  • 子どもも先生も笑顔になれる
  • 簡単に短時間で楽しめる
  • 密にならない

楽しいゲームをまとめた教育書があります。

今回は「密にならないクラス遊び120」という本を紹介します。

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学陽書房
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この本がオススメの人
  • 簡単に、短時間でできるゲームを知りたい先生
  • クラスが仲良くなれるゲームが知りたい先生
  • 授業が盛り上がるゲームが知りたい先生
みなじょぼ
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小学校でも、中学校でも使える一冊です!

「密にならないクラスあそび120」ってどんな本?

著者は、現役小学校教員の樋口万太郎さんと、元小学校教員の神前洋紀さんです。

「密にならないクラスあそび120」には、タイトルの通り120個の遊びが紹介されています。

A5サイズで216ページと、かなりボリュームがある本です。

お二人の出版記念インタビュー記事はこちら(学陽書房のnote)

\3つの遊びが無料で読めます!/

「密にならないクラスあそび120」で試したいゲーム3選

ここからは、わたしが個人的に「やってみたい!」「面白そう!」と思ったゲームを、場面別に紹介します。

ゲームNo.は、「密にならないクラスあそび120」の掲載順と対応しています。

みなじょぼ
みなじょぼ
ゲームの詳しいルールや注意点は、本を読んでみてください!

①新学期にやってみたい遊び・3選

【ゲームNo.28】震源地は誰だ?

【ゲームNo.30】命令・船長さんゲーム

【ゲームNo.57】お題に合わせて!いくつ書けるかな?

「震源地は誰だ?」は、動きの指示を出している人を当てるゲームです。

実際に学級開きでやっているのを見たことがあります。

オニになる人3~4人が教室の外に出て、その他の人は教室の自分の席に座ったままでやっていました。

オニを当てることができても、当てられなくても盛り上がります。

 

「命令・船長さんゲーム」は、「船長さんの命令です」と言われたときだけ指示にしたがう遊びです。

外国語の授業でやっているのを見たことがあります。

そのときは「Simon says(サイモンセッズ)」というゲーム名でした。

先生の言うことを集中して聞く練習になります。

ツイッター上でも、船長さんゲームをしている方がいました↓

 

「お題に合わせて!いくつ書けるかな?」は、お題に合った物事をできるだけたくさん書く遊びです。

紙と鉛筆さえあれば、すぐできるのが魅力です。

お題の難易度を調整すれば、小学生から中学生まで楽しめそうです。

②授業中に試してみたい遊び・3選

【ゲームNo.80】音読リレータイムアタック

【ゲームNo.85】ビンゴでテスト

【ゲームNo.88】たし算タイムアタック

「音読リレータイムアタック」は、グループで音読の速さをリレー形式で競う遊びです。

ワンパターンになりがちな音読の時間が、楽しくなりそうだと思いました。

 

「ビンゴでテスト」は、単元の中ででてきた重要語句でビンゴをする遊びです。

理科の授業で、単元のふりかえりとしてやっているのを見たことがあります。

「ビンゴ」という要素が加わるだけで、子ども達は楽しんで取り組んでいました。

 

「たし算タイムアタック」は、ストップウォッチを使った小数の計算遊びです。

計算プリントを準備しなくてもできるのがいいです。

与えられた数値ではなく、子どもがストップウォッチで出した数値を使うので、盛り上がりそうです。

③休み時間にやってみたい遊び・3選

【ゲームNo.1】宝届け

【ゲームNo.16】1分時計

【ゲームNo.43】どれだけ長くちぎれるかな?

「宝届け」は、見つけた宝を持ち主に届ける遊びです。

折り紙さえあればできる手軽さがいいなと思いました。

「宝探し」は見つけた人だけが嬉しいゲームですが、「宝届け」だと届けてもらった相手も嬉しいので、より楽しめそうです。

 

「1分時計」は、体内時計で時間をはかるゲームです。

時計ひとつあれば、少人数でも、大人数でも遊べます。

クラスが落ち着きのない雰囲気のときに取り組むのもいいと思います。

 

「どれだけ長くちぎれるかな?」は、新聞紙を手でちぎって、出来るだけ長く伸ばす遊びです。

新聞紙は学校にかならずあるので、思い立ったときにすぐできます。

外で遊べない雨の日にやってみたいと思いました。

新聞紙の遊び方はたくさんあるので、子どもと他の遊びに発展させることもできそうです。

「密にならないクラスあそび120」を読むと、さまざまな場面で役立つゲームが見つかる

わたしの同僚に、学級経営が上手な先生がいました。

その先生は、クラス替え直後の4月に、時間を見つけては学級全体でできるゲームをしていました。

「時間があまっているから、ゲームで時間調整をしているのかな?」と思っていましたが、いま振り返ると、ゲームを通して

  • 話の聞き方の指導
  • 担任と子ども同士の関係づくり
  • 子ども同士の人間関係作り

をしていました。

ゲームをすることによって、緊張していたクラスの雰囲気はやわらかくなっていきました。

先生と子ども達の関係も、早いうちに近づきました。

ゲームをうまく利用して、クラスを良いスパイラルにのせている瞬間を見ることができました。

わたしが見た良いスパイラル
  • ゲームをする→楽しい→またゲームをしたい→授業に集中する
  • ゲームのルール(先生の話)を聞く→ゲームが楽しめる→先生の話を聞くと良いことがある
  • ゲームをする→友達がどんな人かわかる→クラスが居心地のいい場所になる

「教師は授業で勝負」とよく言われます。

でも、それだけではうまくいきません。

教師として、指導の引き出しは多く持っておいたほうがいいです。

遊びの引き出しを豊かにしたい人は、ぜひ「密にならないクラスあそび120」を読んでみてください!

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